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2011年9月11日 (日)

南アフリカ 対 ウェールズ プール D

 南アフリカ 対 ウェールズ 17-16(10-6) トライ数 2-1

 ああ、ウェールズ。勝てるチャンスだったのに……。XV の戦前の意気込みとは裏腹のみっともない負け方をするのではないかと懼れつつ祈っていたのだが、実際はだいぶ違った。
 対イングランド戦のように力勝負を挑み、互角の戦い方をしたウェールズが、残り 20 分の時点で 6 点リード。しかし、やはりというべきか、勢いづいた時間帯にもう一本(あるいは少なくとも 1PG)が奪えず、最後に引っくり返されてしまった。戦い方が逆でしょう。正直なところがっかりしたけれど、でもまあこの調子なら――とはいえ SA が今日はパッとしなかったことも忘れてはならない――サモアやフィジーとも十分に戦えると思うので、落胆(わたくしの)の度合いはさほどではなかった。
 力勝負ということでいえば、今日一番の見どころは、後半、ウェールズがトライを挙げて尚も攻める局面で、エイトのファータウが思い切りぶちかましてオフロード・パスを J・ロバーツに送り、大型 CTB が敵ゴール直前まで突っ走った一連の動きだろう。真上から見たわけではないが、たぶん二人の動きはほぼ一直線だったと思う。十分なサポートがなかったように見えたので、サインプレーではなかったのかもしれないけれど、それなら尚のこと、サモアやトンガがやりそうなプレーをウェールズが試みたことにはちょっと心を動かされた。ロバーツが通用することはライオンズのツアー(隣は BOD だったが)でわかっていたことだが、あれを得点に結び付けられないのがウェールズの弱みである。
 感動はしたけれども、今日の戦いぶりは全く「セクシー」ではなかった、というかギャットランドはそもそもそういうことはあまり考えていないわけで、レベルは異なるが、ジャパンに対するカーワンのような、立て直しを優先させているのである。ただ、S・ウィリアムズが積極的に SH としてプレーするなど、ウェールズ独特の戦術が見られた点は記しておこう。それに、FB バーンや SO ジョーンズが本調子ではない(結果として CTB が二人ともクラッシュ型になった)など、チームが万全の態勢ではないことも考慮しないといけない。もともと FB であるリース・プリーストランドが、ウォームアップ・マッチのイングランド戦に続き、W 杯の南ア相手に FH として
立派なプレーを見せたのは大変に慶ばしい。DG が決まらなかったのは仕方ないが、この人は結構なタレントなのかもしれない。ノックアウト・ステージに期待します。

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